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【バイクの「下取り」と「買取」の違い】どちらを選ぶべき?

バイクの下取りと買取を比べる
ライター名
木倉谷 (キグラヤ)
バイク比較.com 編集長| ホンダ / NSR250R
バイク歴10年。今まで売ったバイクは10台以上。事故歴3回。バイク比較.comのコンテンツを制作している。修理が趣味で、休日はガレージから出てこない。2児の父。焦げ付いたスパークプラグが宝物。

バイクの「下取り」とは一般的に、新しいバイクに乗り換える際、それまで乗っていたバイクを引き取る代わりに新しいバイクの車体価格をディスカウント(割引)することを指します。

しかし、このことがよくわかっていない状態で、バイクを売却するときに「下取り」を選択してしまい損をしてしまったという人も少なくありません。(このような場合、「買取」を選択しておけばもっとお得だったかもしれないのです。)

バイクの下取りの原理を理解する上で、「ディーラー(販売店)」や「バイク買取会社」のビジネスモデルを把握しておけば、いざバイクを売却しようとしたときに判断を間違えることはないでしょう。

この記事では、「バイクの下取りとはそもそもどういう意味なのか?」「バイクの下取りを選んだほうが良いケースとそうではないケース」など、基本のことから実践的な内容までご紹介していきます。

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■目次

【はじめに】バイクの下取りってどういう意味?

バイクの下取りの意味

テレビやラジオでよく耳にする「下取り」という言葉ですが、正確に意味を把握している人は少ないのではないでしょうか?

下取りとは、「新品の代金の一部として割り引く目的で、売手が買手から古品を引き取ること。」を指します。

「新品の代金の一部として割り引く目的」というところがポイントで、下取りの場合は必ず新品を購入する必要があります。(「買取」の場合は、バイクを手放してしまえばそれで終了です。)

「買取」と比べて「下取り」は自由度が低そうな印象を受けますが、下取りのほうが良いケースももちろん存在します。

バイクを売却する上で、状況に応じて「下取り」なのか「買取」なのか、正しい選択をできるようにしておきましょう。

バイクの「下取り」で成功しやすい人の2つの特徴

「2」の番号が書かれたフラッグの画像

ケース1「どうしても正規販売店でバイクを購入したい!」

「どうしてもメーカー(ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキなど)の正規販売店でバイクを乗り換えしたい!」という人は、いわゆるディーラーに行って下取りしてもらうことをおすすめします。

ディーラーはブランド力もあり組織体制がしっかりしているところが多いので、バイクを売却する上で「ディーラーへ下取りに出す」というのは非常に安全なバイクの売却方法ということができるでしょう。

ケース2「近所に行きつけのバイク屋がある!」

会社の規模にかかわらず近所のバイク会社との関係性を重んじて、バイクの下取りに出す方法もあるでしょう。

そもそもバイクの文化からして、近所のバイク屋でバイクを購入し、そのお店で修理からメンテンナンスまでやってもらうという流れが一般的でした。(今ではだいぶ珍しくなりましたが)

今でこそ「バイクは高く売らないと損だ!」という風潮がありますが、「お金よりも付き合いを大事にする」というのも間違いなく素敵な考え方だと筆者は感じています。

下取りの前に「買取相場」を把握しておこう!

下取りであろうと買取であろうと、一番重要なことは「いくらディスカウント(割引)してもらえたのか?」ということです。

下取りや買取はあくまで手段の話なので、どちらを選ぼうがさほど重要なことではありません。

バイクの買取額の妥当性を調べるためにも、バイク比較.comの「買取相場検索」を利用してみましょう。

年式や走行距離から、あなたのバイクの買取実績が表示されるのでバイクを売却する上で必ず参考になるはずです。

バイクの「下取り」では「値引き」という言葉に注意?!

営業マンが片手でバツマークを持っている画像

例えば、あなたが乗り換えたいと考えているバイクがあったとして、そのバイクの車体価格が50万円だったとしましょう。

そして、下取りに出したバイクがディーラー(販売店)から20万円と査定されたとしましょう。

「うちで下取りしてくれたので、乗り換えのバイクからさらに3万円値引きしますよ」という嬉しいサービスを受けることができたとすると、なんだか得した気分になりますよね?

しかし実際、あなたのバイクの買取相場が25万円だった場合、2万円分の損をしてしまっていることに気がつくでしょう。

このような場合、あなたのバイクに対する妥当な買取金額がわかりづらくなってしまっていることが原因なので、このようなときはバイク比較.comの「買取相場検索」を利用し、自分のバイクの買取相場を把握しておきましょう。

【徹底解説】バイクの下取りが「成功するパターン」と「成功しないパターン」とは?!

両手を広げている女性の画像

ここで重要なことが、一般的にバイクの下取りとは「ディーラー(下取り)」へバイクを売却することを指し、バイクの買取とは「バイク買取業者」へバイクを売却することを指します。

そもそも「下取りがいいのか、買取がいいのか」というのはすなわち「ディーラー(販売店)への売却がいいのか、バイク買取業者への売却がいいのか」だと思っていただいて問題ありません。

しかし、なぜバイク販売店とバイク買取会社による査定額には差が出るのでしょうか?

ディーラー(販売店)とバイク買取会社の「収益モデルの違い」を把握しよう!

会社の種類 収益のメイン バイクの販売先 高額買取できるケース
ディーラー(バイク販売店) 販売 + 整備 一般の消費者 すでにバイクの買い手が見つかってるとき
バイク買取会社 買取 + 輸出 バイク販売店 業者間オークションの相場次第

一般的に中古バイクの価値は、「車種」「年式」「走行距離」によって決まっており、バイク販売店もバイク買取会社も共通してこの3点を必ず確認します。

しかし、見るポイントは同じなのになぜ査定額に差が出るのか、それは「そのバイクを買取(引き取り)した後に、それ以上の金額で売却できる保証があるかどうか」です。

◯「ディーラー(販売店)」は高値で下取りしてくれる(可能性がある)ものの在庫リスクを無視できない!

「ディーラー(販売店)」は、下取りしたバイクを店頭に並べて小売として販売することが一番の目的です。

そのため、本音を言うとすべてのバイクを下取りしたいわけではなく、本来なら下取りするバイクを「小売で販売できるバイク」に限定して引き取ることができれば、ディーラー(販売店)としては一番効率的でありがたいのです。

また、ディーラー(販売店)からすると、下取り価格が「乗り換えるバイクの値引き」と密接に関係してくるため、状態の良い中古バイクであってもそれほど高額な下取り価格を提示したくないのです。(つまり、下取り価格を高くすればするほど結果的にバイクを安く売ることになります。)

また、下取りしたバイクは販売店の在庫となるため、購入者が見つからない限り、「負債」となり続けてしまいます。

あなたのバイクがどんなに良いバイクであったとしても、購入してくれる人が見つかっていない限り、販売店からするとどうしてもリスクがないとは言い切れないため、下取り価格に関してどうしてもナイーブになってしまうのです。

◯「バイク買取会社」は比較的安定してバイクを高く買取できる!

バイク買取会社と言えば、有名な会社だとテレビやラジオでもCMを売っているバイク王などが有名でしょう。

バイク王のようなバイク買取会社は「バイクを買うことに特化」しており、買取したバイクを「業者オークション(全国5,200店以上のバイク販売店が参加、成約率90%以上を誇る)」と呼ばれるオークション会場にバイクを出品し販売することで利益を生み出しています。

すなわちバイク買取会社は、多くの販売店に中古バイクを提供する役割を担っています。

業者間オークションでの成約率90%が以上あることから、業者オークションに出品したバイクはほとんど売り切ることができるため、どのようなバイクでも安定した価格で買取することが可能なのです。

ちなみに、バイク買取会社は「車種」「年式」「走行距離」といった基本データ以外にも、「市場での人気」「希少価値」「季節要因」などを総合的に判断して査定額を算出します。(会社によっても若干査定の判断基準が異なります。)

バイク買取会社にバイクを売却するとき、あなたの愛車の良さを上手く査定士にアピールすることができれば、買取相場以上にバイクを高く売ることができるでしょう。

『関連記事』バイクを売る方法と高く売るための5つのコツ

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【まとめ】バイクの下取りと買取をうまく使い分けよう!

お金が舞っている画像

【下取りがおすすめ】「買いたいバイク」とその「お店(ディーラー)」が決まっている場合

利用していた販売店ともともとの付き合いがあったり、アフターサービスを継続したいという人は、下取りをすることで関係を保つことも重要です。

サービスや販売店に魅力を感じていないという人は、下取りにこだわらず、買取でバイクを一度現金に換えて、その先の選択肢を増やすことをおすすめします。(買取後、別の販売店でバイクを購入してもまったく問題ありません。)

またディーラー(販売店)は販売と整備がメインのため、不動車や故障車の下取りが得意ではない会社が多い傾向にあり、このようなバイク状態であればディーラー(販売店)よりもバイク買取会社に買取してもらったほうが良いでしょう。

『関連記事』事故車・不動車・故障車のバイクを高く買取してもらう方法

【買取がおすすめ】「バイクをできるだけ高く売りたい」「とりあえずバイクが売却できればOK」という場合

バイクをできるだけ高く売却したいという方は、下取りではなく買取を選択するべきです。

「バイクをできるだけ高く売りたいけれど、どこのバイク買取会社を選べばよいのかわからない・・・」という人は、無料で使える一括査定サービスを利用しましょう。

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