原付バイクは、日本だけでなくアジアを中心に多くの人から愛されています。その大きな理由は、「扱いやすさ」と「免許の取りやすさ」でしょう。
「扱いやすさ」に関しては言うまでもなく、車や大型バイクに比べれば圧倒的に車体が軽いので、力のない高齢の方から女性の方でも、比較的簡単に扱うことができます。
というわけで今回は、「原付バイクの免許の取り方」についてご紹介していきます。
原付バイクの免許取得は16歳から
原付バイクの場合、16歳から乗ることが可能で普通二輪免許などと同様です。車や大型バイクに比べると、早い時期から乗れるのも魅力の一つでしょう。
原付バイクに乗るための免許は、「普通免許」もしくは「原付免許」
車を運転できる普通免許を持っている人であれば、原付バイクに乗ることができます。普通免許を取得する際に、原付バイクの乗り方について指導をされるはずです。
また、普通免許ではなく原付バイクのみ運転が可能な「原付免許」というものがあります。普通免許に比べ、料金も手間もかからないため、とりあえず原付バイクさえ乗れれば大丈夫という人にはおすすめです。
原付免許の取得の流れ
原付免許の取得は、1日あれば十分です。 以下、おおまかな流れを説明していきます。
ステップ1 受付にて申し込み
まず、お住まいの地域の運転免許試験場に行きます。 そして申請書に必要事項を記入し、窓口に提出します。
ちなみに、原付免許取得にかかる費用は1万円程度です。 地域によっても値段が異なるので、気になる方はしっかりとチェックしておきましょう。
ステップ2 適性検査
申し込みが済んだら、適性検査を受けなくてはいけません。 ここでは主に、「視力」と「聴力」の検査があります。 日常生活で特に問題がないような人は、あっさり通過できるはずなのでリラックスして検査を受けるようにしましょう。
ステップ3 学科試験
学科試験は、原付免許取得の一番の山場です。
学科試験の内容は、「文章問題」と「イラスト問題」の2種類です。 合計で50点満点となっており、45点以上取ることができれば合格なので、9割以上の正答率が求められるのです。
正答率9割と聞くと少し難しそうな気がしますが、原付免許の学科試験用の問題集であったり、インターネット上で試験対策ができるようなサイトもあります。しっかりと対策をしておけば十分に受かることのできる試験なので、余裕をもって受験するようにしましょう。
ステップ4 合格発表後、原付講習を受ける
適性検査、学科試験が終わったら合格発表を待ちます。 合格発表まで意外と時間が空くので、何か暇つぶしとなるものを持って行くと良いでしょう。
そして、合格と言い渡されたらそのまま講習へと移ります。 講習では基本的な原付バイクの扱い方などを教えてもらえるので、支持の通りに動いていれば問題ありません。
また、講習を受けることも考えて、服装は肌の露出をおさえて動きやすい格好の方が良いでしょう。