不要なバイクでも買取してもらえるって本当?
「最近乗らなくなったバイク、ガレージに眠っていませんか?」 「通勤通学に使っていた原付のスクーターが転職や卒業によって不要になり、軒先でさび付いていませんか?」 「車ばかり使ってしまって、つい原付二種のスクーターが不要になっていませんか?」 「学生の頃は好きだった原付ミッション車いじり、社会人になって全く手つかずの状態になっていませんか?」 「趣味のツーリングで使っていた原付二種のスポーツネイキッド、つい仕事が忙しくて乗らなくなっていませんか?」
これらの言葉にドキっとした貴方。 是非とも「不要なバイクの買取」をお勧めいたします。 思ってたより手間なく簡単に、しかも希望の査定額で、不要な原付バイクを買い取ってもらえるかもしれませんよ。
不要なバイクが「原付」であっても買取できる理由
手軽で便利、ワンデー試験と講習のみで取得出来る原付免許や普通自動車免許で乗ることが出来る50ccの原付バイクは日本中で流通量がとても多いです。 そしてホンダやヤマハといった日本の有名メーカーの原付バイクであれば海外でも大変人気が高いです。
特に東南アジアでは、日本ではジャンク車扱いになるような状態の原付バイクでも大人気で高値になるそうです。 だから「不要になった原付バイクあるんだけどさ、どうせ二束三文なんでしょ」なんて諦めないで下さい。
不要になった原付バイクを次の必要とする所へ、バイク買取のシステムの流れやコツを知れば全く心配要らないですよ。
また買取店によりますがバイクが動かない状態でも買い取ってもらえます。 自分で廃棄する場合はスクラップ工場やリサイクルセンターへ持って行き、処分料を負担しなければいけません。 更に役所でナンバープレートを返納しなければいけません。 負担や手間ばかりかかって処分料まで取られるのなら、プラスが見込める「不要なバイクの買取」で心も財布もホックホクしちゃいましょう。
不要なバイクの買取(原付スクーターの場合)
最初に原付スクーターのケースをご説明いたしますね。 ホンダのトゥデイ、ディオ、スクーピー、ヤマハのジョグ、ビーノ、スズキのアドレス、レッツあたりが原付スクーターの定番の車種です。 これら原付スクーターは年式が新しいほどその価値は高く、購入した年から一年乗る毎にマイナス一万円引かれる計算になっているんだとか。 なので元々の定価が安く、流通量が多く、なおかつ型も古い原付スクーターには買取店も再販の利益があまり乗っけられないのです。
とは言え前述した海外向けに売ること等を考えれば利益にならない訳では無いので、もちろん状態にもよりけりですが、交渉次第で買取店によっては二万円~程度の査定をしてくれるはずです。 これって自分で廃棄するのと比較すると、手間も省けるし現金も手に入るし、一石二鳥でホックホクですよね。
不要なバイクの買取(原付ミッション車の場合)
次に人気の原付ミッション車のケースをご説明いたしますね。 比較的オートマチック車が多い原付ラインナップにおいて、ホンダのモンキー、ゴリラ、エイプ、マグナ、ジャズ、NS-1等、トランスミッションを搭載している型式のミッション車はカスタムベースとしての人気が高く高値で買い取ってもらえます。
それから働く原付ミッション車として、ホンダのスーパーカブやヤマハのメイト、スズキのバーディー等も高値に、働く原付オートマチック車のヤマハのギア、ホンダのベンリィ等も高値が付きますよ。
またオシャレな雰囲気が人気のストリートデザイン系スクーター、ホンダのズーマー、バイト、ヤマハのボックス等も比較的高く査定してもらえます。 それから既に生産中止となっている絶版車のレアモデル、ホンダのドリーム50等も高値が付きますよ。
不要なバイクの買取(カスタム車の場合)
さて、お次は原付ミッション車や原付二種をお持ちの貴方ならとても気になる「カスタムしたけど買い取ってもらえるの」についてです。 そうなんです、確かに一般的にカスタム車は純正車に比べて不利な査定になりがちです。 しかし買取店や車種によっては純正車と同じ査定額、またはそれ以上の査定額が付くこともあります。
例えばスポーツネイキッドをそのまま50㏄のミニサイズにしたようなホンダのエイプはカスタムベースとしても人気が高く、レーサー界でも有名なパーツメーカーが挙ってカスタムパーツを製造販売しています。 もしも貴方のエイプに有名メーカーのカスタムパーツが付いているなら、その分純正車の査定額より少し色を付けて査定してもらえるかも。 それから純正パーツがまだ残っているのであれば純正パーツも車体と一緒に査定してもらいましょう。
ちなみに自分でパーツの脱着が可能なら、付いているカスタムパーツを外してネットオークションで売ると、予想以上に高額落札されることもありますよ。
原付バイクの査定、買取業者はどこを見ている?
バイクの「基本情報」と「走行距離」は必須
原付バイクを査定する買取店が一番最初に必要とする情報は「メーカーと車種、年式、走行距離」です。 これはインターネット経由の査定申し込みでも、電話での査定申し込みでも、絶対に必要となります。 メーカーと車種はバイク車体に書いてありますよね。
原付バイクの年式の調べ方とは?
年式に関しては新車購入の場合は買った年だと考えてオッケーです。 中古車や譲ってもらったバイクの年式はフレームに付いている車体番号を製造メーカーのホームページで調べると大概判りますのでトライしてみてください。 走行距離は車体のオドメーターの数字を控えておきましょう。 もしも貴方がオドメーターが回転した経験をお持ちの強者ならば、その回転数も正直に申告してくださいね。
エンジンやフレームも細かくチェックされる
他にバイク買取店の査定員は何処をチェックしているのでしょう。 良く言われるのが「エンジン、フレーム、フロントまわり、外装、リアまわり、電装、保安部品」を重視しているそうです。 フロントとリアは駆動部を、外装部品は塗装や傷、ヘコミを、電装、保安部品は正しく作動するかをチェックしています。
最も重要視されるのがエンジンとフレームです。 エンジンは修理にコストが激しくかかるので、正しく作動するかどうか厳しくチェックしているそうです。 フレームもゆがみがあると修正するのにコストがかかるので転倒歴があると査定額に響いちゃいます。 でも査定員はプロの目で厳しくチェックしているので転倒歴をごまかしたりは出来ませんので、心当たりがあるなら正直に申告しましょうね。
125cc以上のバイクの査定でも、原付バイクとほぼ同様
さて、原付の買取についての基本的な流れをご説明いたしましたが、125cc以上のバイクでも買取の流れはほぼ同じです。
125cc以上のバイクだと原付や原付二種よりは高額査定が見込まれます。
中型車だとカワサキのニンジャ250やゼファー400、ZRX400、ホンダのCB400SF、ヤマハのYZF-R25、MT-03などが人気。 大型車だとスズキのハヤブサやホンダのCB1300SF、CBR1000RR、カワサキのZX-14R、ヤマハのYZF-R1、輸入車のハーレーのCVOファミリー、スポーツスターファミリー、BMWのS1000RR、トライアンフのボンネビルT100などが人気です。
国産旧車や絶版車も高額査定が見込まれて、カワサキのZ1やZ2、Z400FX、ホンダのCBX400F、CB750FOUR、スズキのGS400、ヤマハのRZ250などが国内向けだけでなく外国人にも人気があります。
不要なバイク買取、成功させるためには?
最後に「不要なバイクの買取」で査定額をアップさせる一番のポイントはズバリ、比較のため複数の買取店で査定をしてもらい、店同士で価格を競ってもらうことです。
複数の買取店に同時に査定依頼をするのは気がひけるなぁという貴方、大丈夫です。 買取店はそんなの慣れっこです。 複数の買取店を一気に呼んだ合同査定だったとしても何とも思いません。
買取店を初めて使う人は、初っ端の査定額で「こんなものか」と思ってしまい、どうしても安く買い取られてしまいます。 買取についての基本的な流れが掴めていれば、きっと貴方の納得出来る査定をしてくれる買取店に出会えるはずです。
是非ここに記したいくつかの情報を参考に「不要なバイクの買取」で心も財布もホックホクして下さいね。














