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バイク買取のチラシ(ビラ)が貼られていたら盗難に注意するべき

バイク買取のチラシ(ビラ)が貼られていたら盗難に注意するべき
ライター名
バイク比較 (ばいくひかく)
ライター

突然ですが、あなたは自分のバイクを毎日じっくりと眺めたり、毎朝毎晩何か変化がないか、小まめにチェックしていますか?

私は学生の頃、ホンダ「モンキー50Z」とカワサキ「エストレヤ」を2台所有していてました。

当時、間借りして住んでいた学生アパートの駐輪場に2台並べて保管していたのですが、ある朝エストレヤに乗ろうと近寄ると、何とミラーがなくなっていました。

ビンテージバイク風のカスタムを施していたので、付けていたのはネジ切り式ステーのナポレオンミラー。

工具なしでも力があれば外せるし、単なる悪戯だろうとは思いましたが「もし盗難にでもあったらどうしよう」という不安を感じました。

それからしばらくして、今日はモンキーに乗ろうと近寄ってみると、なんと今度はサドルシートが無くなっていたのです。

シートポストの穴のみポカーンと開いている状態。 もうガッカリというか、放心状態です。

「ミラーは無くてもどうにか乗れるけど、シートがなかったら絶対乗れないじゃん」と思わずその場で突っ込んでしまいました。

オフロード、トライアルのガスガスみたいに、モンキーで立ち乗りしろということなのでしょうか・・・。

結局、未だに犯人は見つかっておらず、その後も同じアパートで同じ駐輪場を利用し続けましたが、車体の盗難という最悪の事態までは起こりませんでした。

ただ悔しい思いをした分、セキュリティグッズの数は増やしましたけどね。

私の場合、ちょくちょく愛車のモンキーやエストレヤを目視、チェックする習慣があったのでミラーやシートの盗難に運良く気が付くことが出来ました。

しかし、バイクの利用が週末だけだったり、月一のツーリングだけだとした場合、悪戯や盗難に気が付くことは困難でしょう。

バイク買取のチラシ(ビラ)にまつわる都市伝説

数年前に「都市伝説」というか、とある噂がバイク好きの間で囁かれていました。

ある日、突然ハンドルやミラーに輪ゴムで付けられてしまう「買取チラシ」はバイク窃盗団のマーキングとして使用されているのだ、と。

窃盗団の使いっ走り達は街中に駐輪されているバイクに片っ端から「買取チラシ」を付け、数日間様子を見るのだそうです。

その間、チラシが付いたままのバイクは「使用頻度が少ないので盗難に気づかれにくいはず」「盗難作業中に持主に遭遇しにくいはず」と判断されて人目を盗んで持って行かれてしまうらしい、と。

この話が本当かどうかは定かではありませんが、実際「買取チラシ」が勝手にぶら下がっていたという経験は実は私にもあります。

本当に失礼な話ですよね、勝手に他人の敷地内に侵入して、バイクを値踏みしたり、チラシを付けたり、これってもう不法侵入罪で逮捕してって話じゃないですか。

ですが、勝手にチラシを付けた付けないだけでは、たぶん警察は逮捕まではしないでしょう。

バイクを盗難されないようにするためには?

● ロックによるセキュリティを充実させる
● バイクを一時的に違う場所へ避難する

大事な愛車を窃盗団から守るのに残された道は「自己防衛」しかありません。

という訳でここからは窃盗被害の経験者として「買取チラシ」窃盗団から身を守るのに有効そうなセキュリティ法をお伝えします。

ロックによるセキュリティを充実させる

まずはワイヤーロック、チェーンロックなどのセキュリティアイテムを導入して下さい。

メーカー純正のハンドルロックだけではロック輪だけを台車に乗せて持っていかれてしまいます。

そして、チェーンの通し先は不動の建築物がお勧めです。

破壊しない限り、取れなさそうな敷地内の柱・鉄柵・手すりなどが良いでしょう。

チェーンも様々なタイプが発売されているのですが、安いチェーンだと窃盗団は壊して持って行ってしまいますので、多少値は張りますが高機能タイプのチェーンが良いと思います。

万が一、敷地内にチェーンの通し先がないという場合、隣同士のバイクをチェーンで繋ぐのも割と有効な手立てなので覚えておきましょう。

またチェーンロックだけでなく、ディスクロックの併用もお勧めです。

前後輪に複数付けることで、転がして持って行くことが困難になるので窃盗団も敬遠しがちです。

バイクを一時的に違う場所へ避難する

上で述べたようなセキュリティアイテムを使っていても「買取チラシ」が付けられてしまうケースが存在します。

よほど盗難したい車種なのでしょう、こうなったら最終手段です。

一時的で構わないので愛車を他の保管場所へ避難させちゃいましょう。

バイクの保管に特化した24時間監視システムがある屋内ガレージやレンタルのバイクコンテナを探しましょう

窃盗団は「買取チラシ」を付けた後、数日間は様子見をします。

その様子見期間に、乗ったり動かしたりした形跡があるバイクには基本手を出しません。

なので、ほとぼりが冷めるまで別の場所に移動させるのがベターです。

バイク保管に特化した上記のような場所が見つからなければ、友達の家や、自宅敷地内でも普段の駐輪とは違う他の場所、例えば裏庭や軒先など、とにかく防衛意識を高めてじっと身を潜めるのが得策です。

バイク買取のチラシ(ビラ)に関しては、念には念を入れておくこと

最後に「買取チラシ」の全てが窃盗団と関連があるとは限りませんし、もしかしたらただの噂かもしれません。

ただネット上には多くの声(例:「買取チラシ」が付いた一週間後にバイク盗難された、「買取チラシ」が付いた日の夜に車上荒らしされたなど)の被害報告も出ています。

念には念を、くれぐれも買取チラシ(ビラ)を放置してしまわないよう、愛車のチェックをして行きましょう。

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