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バイクの解体やスクラップっていったいどうすればいいの?

バイクの解体やスクラップっていったいどうすればいいの?
ライター名
バイク比較 (ばいくひかく)
バイク比較.com 編集長| ホンダ / NSR250R
バイク歴10年。今まで売ったバイクは10台以上。事故歴3回。バイク比較.comのコンテンツを制作している。修理が趣味で、休日はガレージから出てこない。2児の父。焦げ付いたスパークプラグが宝物。

バイクを処分する時って、一度は解体やスクラップを検討しますよね。

でも実際は「どうすればいいかわからない」って方多いと思います。

実はバイクって、資源の宝庫。

リサイクルできる部分が多いので、無料で回収して解体やスクラップにし、そのまま修理をして使えるパーツは海外や中古パーツへと流通されます。

なので解体業者としては、お金をかけずに解体やスクラップが行えるのです!

ここでは解体について説明しますが、実は解体するより無料買取査定をしてもらった方がお金になる事が、大変多くあります!なので無料買取査定も検討する事をおススメします

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バイク解体までの流れ

まずバイクは排気量によって3つに分けられます。

解体を行うには廃車手続きを終えてないと解体できないので、まずは廃車手続きをご説明いたします。

排気量ごとの廃車手続きについて

廃車手続きについて知っておいてほしいことは【一時的な抹消】なのか【永久的な抹消】なのかです。

基本的な手続きに関しては、どちらにしても変わりませんので安心してください。

原付一種と原付二種のバイクの廃車

原付 廃車

    [申請できる日]
    ・平日のみ
    [所要時間]
    ・約30分(待ち時間など含める)
    [持ち物]
    ・ナンバープレート
    ・標識交付証明書(ナンバーをもらった時に渡された紙)
    ・印鑑
    [向かう場所]
    ・市役所(区役所の市政課でも可)

    [記入しなくてはならない書類]
    ・廃車申込書(役所でもらえる)

125cc以下の原付バイクの場合は、役所で手続きを行います。

まずはナンパープレートを外します。

ドライバー1本で取り外しが行えるので自分で外すことができますよ。

ナンバープレートと、そのナンバーを取得した時の書類(標識交付証明書)と、印鑑を準備して役所に行き【廃車申込書】を記入します。

この時にナンバープレートは役所に返却しましょう。

市役所で廃車手続きを終えたら、廃車業者に連絡して引き取ってもらいましょう。

でもバイク買取業者に買取をしてもらえば、廃車した原付バイクがお金になるケースもあるので、一括査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

126㏄から250㏄までのバイクの廃車

原付 廃車

    [申請できる日]
    ・土日祝日を除く午前⇒8:45~11:45 午後⇒13:00~16:00
    [所要時間]
    ・約2時間(待ち時間など含める)
    [持ち物]
    ・ナンバープレート
    ・軽自動車届出済証(ナンバーをもらった時に渡された紙)
    ・印鑑
    [向かう場所]
    ・陸運局(管轄の陸運局に向かう)

    [記入しなくてはならない書類]
    ・軽自動車届出済証返納届(購入必須)
    ・軽自動車届出済変納証明書交付請求書(購入必須)

126cc以上250cc以下のバイクの場合は、陸運局で手続きを行います。

ナンバープレートと印鑑、ナンバープレートを取得した時の書類(軽自動車届出済証)を陸運局に持っていき手続きを行います。

【軽自動車届出済証返納届】【軽自動車届出済変納証明書交付請求書】を陸運局で手続きします。

ナンバープレートは手続きの時に一緒に返却しましょう。

あとは原付と一緒の流れで、廃車業者に連絡して引き取ってもらいましょう。

126㏄以上のバイクは、原付よりもバイク買取業者に高値で買取してもらえるので、ためしに一括査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

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251㏄以上のバイクの廃車

原付 廃車

    [申請できる日]
    ・土日祝日を除く午前⇒8:45~11:45 午後⇒13:00~16:00
    [所要時間]
    ・約2時間(待ち時間など含める)
    [持ち物]
    ・ナンバープレート
    ・車検証(ナンバーをもらった時に渡された紙)
    ・印鑑
    [向かう場所]
    ・陸運局(管轄の陸運局に向かう)

    [記入しなくてはならない書類]
    ・抹消登録申請書
    ・手数料納付書(350円)
    ・軽自動車税申告書

251cc以上のバイクの場合は、陸運局で手続きを行います。

ナンバープレートと印鑑、車検証を持って陸運局に行きましょう。

【抹消登録申請書】【手数料納付書(350円)】【軽自動車税申告書】で、手続きを行います。

ナンバープレートは手続きを行う際に返却します。

あとは前述と同じ流れで、廃車業者に連絡して引き取ってもらいましょう。

手続きを行う時は、用紙代や手数料が少しお金がかかります。

251㏄以上のバイクの場合は、バイク買取業者に高額買取してもらえる可能性大です。

ぜひとも廃車の前には、一度ためしに買取査定を依頼してみてくださいね。

全てのバイクに必要な自賠責保険の解約も

自賠責保険の解約も、廃車手続きを終えたら行いましょう。

有効期間が残っていれば、その分の保険料金が戻ってくるので絶対にお忘れなく。

解体やスクラップを行うための廃車手続きについて、諸々ご説明をいたしました。

書類や手続き、行く場所などが細かく決められているので「面倒だな」と思われたことでしょう。

そんな場合は、手続きいらずで買取してもらえるバイク買取業者にお願いするのが得策です。

一括査定のサービスを使えば、複数の買取業者から一番ラクチンな業者を選ぶことが出来るので、ぜひ一度査定依頼をしてみてくださいね。

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バイク解体前の手続きの注意事項

手続きを行う際は、排気量によって手続きに必要な書類や場所が異なるので注意しましょう。

また、基本的に手続きを行う時は所有者でないと、手続きを行うことができません。

身内の人でも所有者ではないので、手続きは不可能です。

ナンバープレートを紛失した場合でも、廃車処理はできます。

役所や陸運局には、ナンバープレートの紛失書類があるので、手続きさえ行えば廃車処理が可能ですよ。

バイク購入時、絶対に保管しておかないといけない書類が数種類あります。

バイクショップで購入した場合はショップ店員さんがそれらを教えてくれるので、しっかりと保管しておきましょう。

バイク解体の料金について

あくまでも目安になりますが料金に関しては、解体費用には3000~10000円ぐらいでしょう。

解体費用はあくまでも解体のみで、引き取ってもらう際の運搬費や廃車手続き料金は別途の可能性もあります。

廃車手続き自体は1000円以内だと思います。

運搬費は業者と距離によって変わりますが、約10000円程度は覚悟しておきましょう。

廃車にそんなにお金をかけたくない場合は、バイク買取業者に買取依頼をするのが得策ですよ。

もしかしたら廃車にしたいバイクがお金に変わるかもしれません!

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自動車リサイクル促進センターを利用しよう

限りある資源の有効活用する取り組みということで、2004年10月からメーカーが二輪車リサイクルシステムの活用に自主的に取り組んでいます。

【製品の再資源化=リサイクル】の取り組みが増え、バイクには資源となる鉄や銅などが多いため、パーツによってはリユースされ再流通されています。

それらは品質評価後、使えるならリユース、使えないならリサイクル、と分類使用されています。

二輪車リサイクルシステムの流れ

バイクを処分したい人は、まず最寄りの指定取引場所や廃車二輪取扱店に相談しましょう。

そして対象車両や引取基準を確認し、必要な書類を準備(廃車手続き完了や所有者確認書類や本人確認書)という流れです。

このときどうしても運搬費は発生してしまうのです。

なぜなら二輪車リサイクルシステムは、実はバイクを買う時にすでにリサイクル料金を支払っているので、本来であればリサイクル料金の負担はありません。

しかし、いざリサイクルの時となると、リサイクル料金は必要ないのですが運搬費はかかってしまうというのが現状です。

自分で指定取引場所に持って行く場合は、事前に対象車両なのかを問い合わせし、必要書類を準備して持っていけば、無料でリサイクルが可能です。

廃車二輪取扱店では、まずは査定をします。

その時に査定額が0円の場合、解体業者にお願いすると運搬費と解体費がかかってしまうところ、リサイクルに回せば運搬費のみで済みます。

査定で金額が付いて売れることもありますからお金が入るかもしれません。

リサイクル料金については、2004年10月以降の販売車両は、メーカー希望小売価格にリサイクル費用が含まれています。

2004年10月以前の販売車両に関してはリサイクル料金が発生してしまうので注意してください。

二輪車リサイクルシステムの注意事項

二輪車リサイクルシステムは、国内メーカー4社が中心となって、輸入事業者12社とともに自主的に運営をしています。

ですので処分したいバイクが国内4社や輸入事業者12社ではない場合、使用できないシステムなので注意しましょう。

取扱基準は車体、エンジン、ガソリンタンク、ハンドル、前後車輪が一体となってる状態なので、可動か不動車は問いません。

各パーツ単体ではその基準を満たしていないので、二輪車リサイクルシステムを利用したい時、それらを一体に組んでなければいけないのでご注意ください。

ゴミや後付部品は取り除いておきましょう。

オイルやガソリンの漏れなど、基準に満たないバイクは対象外となるので注意しましょう。

他にも電動バイクのバッテリーは取引が出来ないので、購入販売店に相談しましょう。

バイク解体や廃車手続きは面倒って方必見

二輪車リサイクルシステムは、リユースやリサイクルに回すことで限りある資源を大切にする取り組みです。

バイクは資源の宝庫だから、賢く活用したら持ち出しの費用もお安くすみますよ。

廃車手続きを行って、解体業者に引き取ってもらい、運搬費プラス解体費で高い料金まで取られゴミとして扱われるよりも、よっぽど素敵な方法です。

他にもバイクの回収業者が面倒な手続きや解体を無料でやってくれたりもします。

なぜ無料で行なえるかというと、使用可能なパーツを外してそれ単体で売ることができたり、バイク自体を修理して中古販売に回したり、海外に輸出したりで利益を得ることが出来るからです。

ご自身で廃車手続きを行ったり、解体料金や運搬費などを負担するのは大変なので、回収業者や二輪車リサイクルシステムなどをお得に活用しましょう。

ここまで様々な廃車の流れや方法を記述してきましたが、なんだかとっても面倒だなと思われた方、バイク買取業者に買い取ってもらうのが一番楽な方法ですよ。

ぜひ一度バイク買取業者に査定依頼をしてみてください。

一括査定を使えば、複数の業者を見比べることが出来るので、一番楽な業者さんに出会うことが可能なんですよ。