バイクを高額買取してもらうための交渉術とは？

バイク買取において、交渉をしなかったことで損をしてしまうケースも少なくありません。

どのように査定士と交渉するべきか、正しく理解した上であなたの愛車を最高額で売却しましょう。

バイクの査定で知っておきたい交渉の基礎知識

交渉とは、すなわち「あなたの愛車の良い部分をアピールする」ということです。

あなたが何か商品を購入するとき、その商品の良い物かどうかを判断するために、やはりその商品のアピールポイントに目が行くはずです。

バイクの買取においてもそれは一緒で、査定士に自分の愛車のアピールポイントを正しく伝える必要があります。

バイクの査定で使える2つの交渉テクニック

複数の会社の【査定額を比較】する

1社だけにバイクを査定をしてもらうのではなく、複数社に査定をしてもらうことが大切なのですが、大きな理由は以下の2つです。

例えば、3社に査定を依頼したとしましょう。

最初に来てくれた買取業者の査定額をベースとして、その後の買取業者には、他の買取業者での査定額を伝えましょう。

他の買取業者の金額を伝えることで、「それよりも高く出せば買取できる」ということが理解してもらえれば、査定額を上げてくれることもあります。

複数の会社に【相見積もり（同時査定）】してもらう

相見積もり（同時査定）とは？

相見積もりとは、ある場所に同時に買取業者が集まり、一斉に査定をしてもらうことをいいます。

その場で査定士さん同士で話進めてくれたり、その場で売却が決まるケースがほとんどなので、1社1社個別で査定に来てもらうよりも圧倒的に時間を節約することができます。

そして各社で査定額を競い合ってくれるため、最高額での買取が期待できます。

相見積もりのメリット

上でもお伝えしましたが、相見積もりの1番のメリットは価格競争をしてもらえることです。

買取業者によって、得意なバイクや不得意なバイクがあり、保有しているバイクの在庫状況などによっても買取額が大きく変動します。

また、他社と競合しても良いと考えている買取業者ほど、買取金額には自信があるという買取業者が集まる傾向にあるため、高額での買取をしてもらえる可能性が高くなります。

バイクの査定額を交渉する上で注意したい2つのポイント

査定士に対して横柄な態度を取るとNG

バイクの査定額の交渉を行う上で、注意しなければならないことは査定士とどのようなコミニュケーションを取るかということです。

もちろん査定士も1人の人間で、気持ち良く査定をしてもらうことも非常に重要です。

査定士に対して横柄な態度を取っていると「この人のバイクは買取したくない」と思われてしまい、高額査定など夢のまた夢でしょう。

希望買取金額を（先に）伝えるのはNG

査定士の人に、「これくらいで売りたい」と思っている金額を先に伝えてしまうと、希望している金額で売却するのが難しくなってしまう傾向にあります。

実際はあなたが希望している金額以上の価値があるかもしれないため、査定士が査定額を提示してくれるまでは希望金額を伝えるのでなく自分の愛車の良いところをアピールすることに徹しましょう。

バイクを高く売るために事前にやりたい2つのこと

バイクを査定してもらっているとき、査定士からは「商品」としての価値を査定されます。

普段から愛情を込めて大切にバイクを扱うということが、最終的には高く売ることに繋がることを知っておきましょう。

バイクの事故や転倒を予防する

あなたがバイクを購入するときのことをイメージしてください。

「事故歴あり」と書かれているバイクと書いてないバイク、どちらが購入したいかは聞くまでもありませんよね。

バイクを高く売るということを考えると、「事故歴」や「転倒歴」がないバイクのほうが圧倒的に市場価値も高くなります。

できるだけ危険な運転を避けるなど、バイクが傷つくようなことや衝撃を受けるようなことがないように心がけましょう。

バイクのメンテナンス・洗車をして良い状態をキープしておく

バイクのメンテナンスをすることで、バイクを良い状態でキープすることができます。

また、バイクの洗車をすることにより、バイクの外装をきれいな状態で維持することができる他、錆や汚れによるバイクの不調を防ぐ効果もあります。

あなたの愛車を高額買取してもらうために上手に交渉しよう

交渉と言っても、「愛車をアピールをする」という基本的な心持ちが大切です。

決してバイクを高く売りたいからと言って、どんなことをしてもいいというわけではありません。

愛車をできるかぎりアピールして、査定士の人に理解をしてもらい、お互いに気持ちのよいバイク買取が成立できるように心がけましょう。