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【徹底解説】YZF-R1(ヤマハ)の新型情報や評判などをわかりやすく解説!

バイク比較.コムのYZF-R1(ヤマハ)大全集
ライター名
バイク比較 (ばいくひかく)
サポート&ライター
バイク比較.comのサポートとライターを担当しています。

YAMAHAの「YZF-R1」はとにかく速く、ライバルに勝つために、究極を求めて創られたバイクです。様々なレースシーンで成果を上げながらも、デザインが優美で独特なエンジンを搭載しているなど、オリジナリティが満載です。

YZFは歴史が長く、2018年をもって20年目に突入します。速く、かっこよく、強くなれるのがYZF-R1です。

以下では、YZF-R1の新型情報から評判・口コミなどをご紹介していきます。

目次

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概要1.YZF-R1とは?

YZF-R1(ワイゼットエフ アールワン)はヤマハ発動機(YAMAHA)が製造する1000㏄4気筒エンジンを搭載したオートバイです。1998年から現在まで販売、製造されているロングセラーモデルです。YZF-R1にも様々なタイプがあり、現在までに約8回の改良を経て進化を遂げています。

また、「国内仕様」「海外仕様(逆輸入車)」によってスペックやデザイン、操作感まで異なるので、最適なYZFを見つけるのには苦労するのもYZF-R1の特徴です。

YZF-R1は、サーキットや公道で速く走る事をコンセプトにしたバイクであり、危険な要素を持ちつつも、グッドデザイン賞を受賞するなど魅せるバイクでもあります。

概要2.YZF-R1の中古価格・新車価格の推移について

ポイント1.排ガス規制の影響で、価格が大変動

YZF-R1の中古価格・新車価格の推移

2017年9月に新基準の排ガス規制が適用されたのをご存知でしょうか?これによって、まだ規制が緩かったころのYZF(主に2007年以前)の価値が見直されて価格が急上昇しました。

最近は「規制」「規制」でバイクの性能や、楽しみ方が以前とは変わってきています。よく耳にする、「昔のバイク(規制前)は良かった!」というのは本当の話で、旧型のYZF-R1は魅力が満載です。

今はすっかり落ち着きましたが、中古車市場の勢いに驚いたのか、新車価格は下がり、新車のYZF-R1が購入しやすくなりました。

ポイント2.YZF-R1はヤフオクで安く手に入るのか?

国内仕様(2009~2014)の場合

YZF-R1の落札価格の推移 国内仕様のYZF-R1のヤフオク価格は、110万円あたりが頭打ちになっていますね。(2017年度)

最低価格の18万円は、原型をとどめていないYZF-R1だったので論外ですが、ヤマハは耐久性が高く、エンジンなどの信頼が高いので、さほど手のかからずに手に入るのではないかという感じです。(現社確認は必須です)

ただ、60万円台になると、バイクショップで買う価格と大差がないため、リスクが高いでしょう。ヤフオクで手に入れるなら40万円台ですね。

逆輸入車の場合

YZF-R1の落札価格の推移2

逆輸入車となると一気に出品台数が減ります。価格は50万円台を超えたものが多く、バイクショップの半額程度です。しかしメンテナンスの面でハードルが高いので、上級者向けになります。

8代目【スペック比較(新型)】YZF-R1 2018 2017 2016 2015

新型YZF-R1のスペック・詳細

年式 2015 2016
タイプ・グレード 逆輸入車 逆輸入車
最高出力(馬力) 200ps/13.500rpm 200ps/13.500rpm
最大トルク 112.4N・m/11.500rpm 112.4N・m/11.500rpm
中古価格 145~224万円 169~235万円
参考新車価格 279万円 279万円
エンジン形式 2CR 2CR
全長 2m5.5cm 2m5.5cm
全幅 69cm 69cm
全高 1m15cm 1m15cm
車両重量 199kg 199kg
シートの高さ 85.5cm 85.5cm
燃費/L
タンク容量 17L 17L
年式 2017 2018
タイプ・グレード 逆輸入車 逆輸入車
最高出力(馬力) 200ps/13.500rpm 200ps/13.500rpm
最大トルク 112.4N・m/11.500rpm 112.4N・m/11.500rpm
参考新車価格 268万円 268万円
中古価格 / /
エンジン形式 YTZ7S YTZ7S
全長 2m5.5cm 2m5.5cm
全幅 69cm 69cm
全高 1m15cm 1m15cm
車両重量 200kg 200kg
シートの高さ 85.5cm 85.5cm
燃費/L /
タンク容量 17L 17L

スペック表を見ただけでは違いが分からないのが新型YZF-R1の難しいところです。新車で購入する場合は、ヤマハの正規輸入代理店か、それ以外の店舗で並行輸入する2つ方法で手に入れることができます。

【2015年式】妥協ゼロのYZF-R1がフルモデルチェンジ

YZF-R1 2015年式の諸元 YZF-R1 2015年式 人気のカラバリ

主な特徴
・エンジン内にある「コンロッド」がチタン合金
・ホイールがマグネシウムで軽い
・アルミ製の燃料タンク
・液晶デジタルメーター
・IMU(6軸を感知するセンサー)で最適な走りを実現する
・オフセットシリンダーで燃焼ロスを低減
・クイックシフト
・パワーモード4段階
など

YZF-R1(2CR)は、これまでのR1とは全然違うバイクです。デザイン、エンジン全てがサーキットで勝つために創られました。「No Excuse(妥協しない)」をテーマに開発されたのです。

そのためには軽量化が第一目標であり、ヤマハの企業努力でマグネシウムホイールを標準装備が実現しています。

また、6軸センサー(IMU)を搭載してるので、サーキットなどの激しい走行で転倒しないよう、電子制御によって様々なサポートを受けられる最新のバイクです。

【2016年式】カラーラインナップが追加

YZF-R1 2016年式の諸元

2015年と2016年のYZF-R1はノーマルサイレンサーより容量が大きいアクラポビッチ製のマフラーを装備しています。 これは、ECUのセッティングを行うことで、フルパワー化する事ができます。(2017年式でもマフラーを交換すれば同じことができますが、ヤマハが指定したアクラポビッチが今のところ有力)

【2017年式】新排ガス規制に対応した新型YZF-R1

YZF-R1 2017年式の諸元

主な変更点
・排ガス規制の影響でサイレンサーがノーマルに
・新車価格が安くなった
・エンジンがブラックに塗装される

主な改良点はマフラーのみです。細かい点で言えば、リアウインカーが小さくなったり、マフラーのステーが取り外されたりなど、外観がよりシンプルになっています。

【2018年(現行)】ダウンシフトが追加

YZF-R1 2018年式の諸元

主な変更点
・クラッチ操作なしでシフトダウンできるようになった(ダウンシフト)
・ECUが改良されて、よりコントロールしやすくなった
・ヒートガードがブラックに塗装
・R1のロゴが控えめになっている

新型のYZF-R1はシフトダウン時にクラッチ操作を必要としない「ダウンシフト」を追加したモデルです。それ以外にも小さな変更が加えられていますが、公表さてておらず、なおかつ情報が少ないため、自身の目で確認する必要があります。

7代目【スペック比較】YZF-R1 2009年~2014年 

7代目YZF-R1  国内仕様のスペック・詳細

年式 2009 2010 2011
タイプ・グレード 国内仕様 国内仕様 国内仕様
最高出力(馬力) 145ps/11.000rpm 145ps/11.000rpm 145ps/11.000rpm
最大トルク 99N・m/10.000rpm 99N・m/10.000rpm 99N・m/10.000rpm
中古価格 79~119万円 79~119万円 64~142万円
エンジン形式 14B 14B
全長 2m7cm 2m7cm 2m7cm
全幅 71.5cm 71.5cm 71.5cm
全高 1m13cm 1m13cm 1m13cm
車両重量 212kg 212kg 212kg
シートの高さ 83.5cm 83.5cm 83.5cm
燃費/L 19km/L 19km/L 19km/L
タンク容量 18L 18L 18L
年式 2012 2013 2014
タイプ・グレード 国内仕様 国内仕様 国内仕様
最高出力(馬力) 145ps/11.000rpm 145ps/11.000rpm 145ps/11.000rpm
最大トルク 99N・m/10.000rpm 98.1N・m/10.000rpm 99N・m/10.000rpm
中古価格 80~116万円 99~140万円 99~131万円
エンジン形式 45B
全長 2m7cm 2m7cm 2m7cm
全幅 71.5cm 71.5cm 71.5cm
全高 1m13cm 1m13cm 1m13cm
車両重量 212kg 212kg 212kg
シートの高さ 83.5cm 83.5cm 83.5cm
燃費/L 25km/L 25km/L 25km/L
タンク容量 18L 18L 18L

7代目のYZF-R1 は、2012年から燃費が19㎞/L→25km/Lへと良くなるのが1点、もう一つは2012年にトラクションコントロールが搭載された事です。

その他の年式はカラーラインナップの更新などがメインになっています。トラコンは人によって好みが分かれる電子部品なので、7代目は主にカラーモデルでしょう。

【2009年式】クロスプレーンが搭載されたモデル

YZF-R1 2009年式の諸元

主な変更・追加機能
・クロスプレーン搭載(不等間隔エンジン)
・スリッパークラッチ搭載
・6ポッド対向ブレーキキャリパー
・ツインインジェクター
・左右分担で減衰するフロントフォーク
・排ガス規制の影響でマフラーが肥大化
・車重が212㎏と最も重い
・調整機能付きのリアサスペンション

恐ろしい顔つきになり、大幅な改良を受けて発売されたのが2009年式のYZF-R1です。2008年に起きた新排ガス規制によってマフラーが肥大化し、車重が212kgと重いのが印象的です。

【2012年式】トラコンが追加されたモデル

YZF-R1 2012年式の諸元

・カラーラインナップの追加 ・トラクションコントロールが追加される

トラコンとは横滑りを防止するセンサーの事です。峠などを攻めるときにより安全にコントロールする事ができるようになります。

【2013年式】カラー変更・追加

YZF-R1 2013年式の諸元

【2014年式】カラー変更・追加

YZF-R1 2014年式の諸元 アッパーカウルにラインが入って人間らしい顔つきになっているのが2014年モデルの特徴です。

7代目 国内仕様のまとめ
2009年から排ガス規制の影響でマフラーが肥大化しましたが、クロスプレーンを搭載したり、通称「出目金」といわれる顔つきになったりと、YZFといえばこのモデルと言われています。唯一国内仕様が発売されているので、メンテナンスの面で勝手が良い面もあります。

7代目YZF-R1 海外仕様(逆輸入車)のスペック・詳細

年式 2009 2010 2011
タイプ・グレード 海外仕様 海外仕様 海外仕様
最高出力(馬力) 180ps/12.500rpm 180ps/12.500rpm 180ps/12.500rpm
最大トルク 99N・m/10.000rpm 114.5N・m/10.000rpm 114.5N・m/10.000rpm
中古価格 69~109万円 82~129万円 101~130万円
エンジン形式 1KB
全長 2m7cm 2m7cm 2m7cm
全幅 71.5cm 71.5cm 71.5cm
全高 1m13cm 1m13cm 1m13cm
車両重量 206kg 206kg 206kg
シートの高さ 83.5cm 83.5cm 83.5cm
燃費/L 19km/L 19km/L 19km/L
タンク容量 18L 18L 18L
年式 2012 2013 2014
タイプ・グレード 海外仕様 海外仕様 海外仕様
最高出力(馬力) 180ps/12.500rpm 180ps/12.500rpm 180ps/12.500rpm
最大トルク 114.5N・m/10.000rpm 114.5N・m/10.000rpm 114.5N・m/10.000rpm
中古価格 100~149万円 95~129万円 111~138万円
エンジン形式 1KB
全長 2m7cm 2m7cm 2m7cm
全幅 71.5cm 71.5cm 71.5cm
全高 1m13cm 1m13cm 1m13cm
車両重量 206kg 206kg 206kg
シートの高さ 83.5cm 83.5cm 83.5cm
燃費/L
タンク容量 18L 18L 18L

どの逆車をえらべば良いのか迷ってしまいます。2012年にはトラコンが追加されているので、好みに分かれますが、好きなカラーと、年式を気にしながら選ぶのがベストでしょう。

【2011年式】 海外仕様

YZF-R1 2011年式 逆輸入車の諸元 ワインレッドが好みなら2011年式です。デザイン性が高く特徴があるのが個性的で良いですね。

【2012年式】 海外仕様

YZF-R1 2012年式 逆輸入車の諸元 ツヤのあるブラックなら2012年式になります。

【2013年式】 海外仕様

YZF-R1 2013年式 逆輸入車の諸元 7代目の海外仕様で唯一レッドカラーをもつのが2013年式です。

【2014年式】 海外仕様

YZF-R1 2014年式 逆輸入車の諸元 高年式のマッドブラックを選ぶなら2014年式のYZFです。ホイールがゴールドなのも魅力です。

海外仕様のまとめ
スペックに大きな変更がないのが、7代目逆車の特徴です。 2009年のみ最大トルクが低く、2012年にはトラコンが追加されているので、2012年以降がスペック的には優秀です。 中古価格は100~130万が相場で、どれを選んでも差がないスペックなので、好みのカラーで選ぶか、なるべく高年式で選ぶと良いでしょう。

6代目【スペック比較】YZF-R1 2007年~2008年

6代目YZF-R1 スペック・詳細

年式 2007 2008
タイプ・グレード 逆輸入車 逆輸入車
最高出力(馬力) 180ps/12.500rpm 180ps/12.500rpm
最大トルク 112.7N・m/10.000rpm 112.7N・m/10.000rpm
中古価格 64~108万円 74~105万円
エンジン形式 4C8 4C8
全長 2m6cm 2m6cm
全幅 72cm 72cm
全高 1m11cm 1m11cm
車両重量 197kg 197kg
シートの高さ 83.5cm 83.5cm
燃費/L
タンク容量 18L 18L
エンジン 4バルブ 4バルブ

これまで5バルブエンジンというヤマハの伝統的なエンジンがあったわけですが、この年代にでは5バルブを捨てて、4バルブのYZFを製造しています。ちなみこの年式は全て海外仕様です。

【2007年式】5バルブから4バルブへ

YZF-R1 2007年式の諸元

主な変更・追加
・外装がレイヤーカウルに変化
・5バルブを捨てて4バルブになる
・ブレーキが6ポッドで強力
・馬力が180psに到達する(クロスプレーンではない)
・スイングアームがマグネシウムになり軽量化

この年代のYZF-R1はエンジンを4バルブに変更したことによって、180psの出力を出したYZFです。しかし、すぐに新排出ガス規制が迫っていたため、2009年のクロスプレーン採用までの試験的な車両であったとも言われています。

アンダーカウルがグレーになっているのが2007年式の特徴です。

【2008年式】「4バルブの最終型」

YZF-R1 2008年式の諸元 カラーラインナップが変更され、ロゴがゴールドになっているのが2008年式の特徴です。

6代目YZF-R1のまとめ
「古いR1はごめんだが、クロスプレーンも微妙だ」と感じている人が選ぶのが6代目R1です。マフラーが5代目よりも後方に突き出ているデザインも魅力的で、ブレーキも強力で安心だからです。

【独自調査】バイク比較.comがYZF-R1について調べてみた

どのR1に乗っているの?

YZF-R1の人気モデルを調査したグラフ 上のグラフはYZF-R1のモデル別の人気度をあらわした表です。(バイク比較.com調べ)

国内仕様になる7代目(2009~2014)が最も乗られているモデルで、大きな理由としてはメンテナンスなどのアフターフォロー面です。また馬力を犠牲にした分、燃費が良いのも日本国内では需要があるようですね。

R1のどこに惚れて購入したの?

YZF-R1に惚れたところを調査した円グラフ

惚れた理由
・突き抜けたデザインが最高だ (30代 男性)
・クロスプレーンだから買ったんだよ (40代 男性)
・威圧感におされてしまった。これで夜を走ってみたいと思ったから (20代 男性)
・2本出しのアップマフラーは魅力的、熱いけれども。(50代 男性)
 

人気度は燃費などの意見が多かったのですが、スペックが買おうと思った理由で1位でした。乗り心地(操作感)を考えて購入している人も多く、燃費は最後に考えるようです。

R1の印象ってどうなの?

ほとんどの現役ライダーは「かっこいい」と感じている

YZF-R1の印象を調査した結果をあらわしているグラフ

CBR1000RR 40代 男性
・横に並ばれるとあの威圧感に負ける、けどかっこいい
GSX-R1000R 30代 男性
・峠になると上手い人だとまず追いつけないよね、自分もまけてないけれども)
ZX-10R 30代 男性 ・欲しいとは思わないけれでも、カワサキの無骨な感じとは対局的だから、違う意味でカッコいいと思うよ。ただ綺麗すぎる感じがするけどね。

4大メーカーを代表するSS乗りの感想をピックアップしてみましたが、それぞれ捉え方が違って面白いですね。YZF-R1は他のメーカーよりも一目置かれた感じの印象を受けました。

半分以上の一般人は「こわい」と感じている

YZF-R1をこわいと思っている一般人の意見をまとめた円グラフ

・とにかく威圧的で怖い(40代 経理 男性)
・なんで目玉があるの?(20代 事務職 女性)
・明らかに危険なにおいがする(50代 不動産 男性)
・サメとかピラニアみたいで怖い(30代 主婦 女性)

とにかく怖いという意見がたくさんありました。威圧的なデザインのバイクに乗ると自分を鼓舞してくれたり、強くなった気分になりますが、周囲の人はもうすでに恐怖を感じているようです。

逆にかっこいいと答えた方の大半は、「ヤマハを知っている」 (ピアノなどの楽器)ので、そのイメージがあって興味を示していました。

YZF-R1は皆どんなふうに乗る?

YZF-R1の乗り方を調査したグラフ

2009年式 50代 男性
・主にツーリングです。自然とSS乗りで行くことになりますよね。一緒に走れる人が限定されてしまうのは仕方ない。
2014年式 30代 男性
・土日のちょっとした時間とか、天気がいい朝や夜に楽しんでますね。空いてるから(笑)
2015年式 50代 男性
・サーキット用に一台、年に数回程度ですが、R1でブン回して遊んでます。高い買い物でしたが、新型は全然別物ですね。
2006年式 20代 男性
・車はいらないし、毎日乗りたいので通勤に使ってます。といって1年経ちますが、慣れないうちは辛かったですね。

YZF-R1はSSですが、ツーリングで走る方と、峠などでサクッと走って帰る方が半々ぐらいでした。長距離を走るのには厳しい姿勢のため、ツーリングに行く方は往復300㎞ぐらいを目安に走るそうです。

通勤に使う方は50㎞県内が多く、それ以上は「疲れるのでスクーターにする」そうですよ。

YZF‐R1を手放したときどこを利用した?

YZF-R1を手放すときに利用する業者の割合を調べたグラフ

下取り派の意見

東京都 30代 2012年式 男性
「正規で買ってから3年乗り続けて、買ったお店に下取りしてもらいました。ディーラーは色々優遇してくれますし、査定額とかはあまり気にならなかったですね」

買ったお店で下取りに出す方は、「メンテナンスなどで世話になったから」という感想が最も多かったです。正規店で購入している方は待遇が厚いので、下取り価格も高いのでしょう。

買取派の意見

東京都 20代 2007年式 男性
「中古で買いました。1年乗ってから乗り換えようと、買ったお店に下取りに出したら異常なほど安かったのを覚えています。メンテナンスの面でもあまり信用できなかったので、買取に出しました。」

正規以外で買った場合は買取に出すのが最も高かったという感想がたくさんありました。ディーラーにとって部品が海外にあるバイクを引き受けても販売が難しいのが大きな理由で、査定額を高くだせないのだそうです。

その他の意見

東京都 20代 2011年式 男性
「自分はまだ手放していませんが、メルカリなどの個人売買で出品しながら様子を見ています。」

YZF-R1のように高価なバイクを個人売買する場合、通常は現金一括での取引が主流です。大金を払える相手が見つからない場合が多く、なかなか売れないという方の意見を多く聞きますね。

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5代目4代目【スペック比較】YZF-R1 2004年~2006年

年代 4代目 5代目
年式 2004 2006
タイプ・グレード 逆車輸入車 逆車輸入車
最高出力(馬力) 172ps/12.500rpm 175ps/11.500rpm
最大トルク 104N・m/10.500rpm 106.9N・m/10.500rpm
中古価格 52~111万円 63~93万円
エンジン形式 5VY(前期) 5VY(後期)
全長 2m8.5cm 2m8.5cm
全幅 72cm 72cm
全高 1m10.5cm 1m10.5cm
車両重量 193kg 192kg
シートの高さ 83.5cm 83.5cm
燃費/L
タンク容量 18L 18L
エンジン 5バルブ 5バルブ

少ない回転数で高い馬力を発生させる、ヤマハ伝統の5バルブエンジンが搭載された最後のYZF-R1です。車重が192㎏とR1の中で最も軽いのが特徴です。

5代目YZF-R1のスペック・詳細

【2006年式】「5バルブの最終型」

YZF-R1 2006年式の諸元 YZF-R1 2007年式のカラバリ

主な特徴
・YZFの中で最も軽い193㎏
・規制前なのでマフラーがコンパクトでスッキリしている
・ヤマハ伝統の5バルブエンジンの最終型

7代目がクロスプレーン、6代目が4バルブエンジンなら、5代目は5バルブのYZF-R1という見かたになります。

5バルブは吸気効率が良いので、高回転でのアクセルレスポンスが尋常でないという感想を聞いています。

4代目YZF-R1のスペック・詳細

【2005年式】イモビライザー搭載はここから

YZF-R1 2005年式の諸元

主な変更・追加
・前モデルより3馬力アップ
・スイングアームが長くなった
・フレームが軽量化されて公道を走りやすくなっている
・SPモデルがあるが手に入らない
・イモビ搭載が搭載されたのが2005

2004年式より

【2004年式】センターアップマフラーはここから

YZF-R1 2004年式の諸元

主な変更・追加点
・ラムエアを初めて搭載したモデル
・センターアップマフラーが始まったモデル
・ブレーキがラジアルマウントに変更
・スイングアームが逆トラス形状に

YZFが2004年にセンターアップマフラーにした理由には、よりswingアームの動きを柔軟にするためでした。のちの2005年にはスイングアームが延長されることになりますが、2004年のYZFはホイールベースが短いため、低速における旋回性が高いのが特徴です。

3代目【スペック比較】YZF-R1 2002年~2003年

3代目YZF-R1 スペック・詳細

年代 3代目 3代目
年式 2002 2003
タイプ・グレード 逆輸入車 逆輸入車
最高出力(馬力) 152ps/10.500rpm 152ps/10.500rpm
最大トルク 104.9N・m/8.500rpm 104.9N・m/8.500rpm
中古価格 47~59万円 47~59万円
エンジン形式 5PW 5PW
全長 2m3.5cm 2m3.5cm
全幅 70.5cm 70.5cm
全高 1m10.5cm 1m10.5cm
車両重量 194kg 194kg
シートの高さ 82cm 82cm
燃費/L
タンク容量 17L 17L

【2003年式】サイドマフラーの最終型

YZF-R1 2003年式の諸元 YZF-R1 2007年式のカラバリ

サイドマフラーのYZF-R1が好みなら、この2003年式が最終型になります。

【2002年式】R1で初めてのFI仕様はこのモデルから

YZF-R1 2002年式の諸元

主な変更・追加
・イグナイターの容量変更
・フロントフォークを41mm⇨43mmに大型化
・フレームを1mm薄くして軽量化
・シフトインジケーターが追加

つい一年前まではYZF-R1 はキャブレーター式でした。このモデルは、「高速域での旋回性」「アクセルのリニアな反応」「コーナーをもっと攻めたい」というライダーのニーズに合わせて作られたバイクです。

2代目1代目【スペック比較】YZF-R1 1998年~1999年

2代目1代目 YZF-R1 スペック・詳細

年式 1998~1999 2000~2001
タイプ・グレード 逆輸入車 逆輸入車
最高出力(馬力) 150ps/10.000rpm 150ps/10.000rpm
最大トルク 107.9N・m/8.500rpm 107.9N・m/8.500rpm
中古価格 43.2~73.6万円 29.8~49.9万円
最高中古価格 73.6 49.9
最安中古価格 43.2 29.8
エンジン形式 4XV 5JJ
全長 2m3.5cm 2m3.5cm
全幅 69.5cm 69.5cm
全高 1m9.5 1m9.5
車両重量 198kg 196kg
シートの高さ 81.5cm 81.5cm
燃費/L 16~25km/L 16~25km/L
タンク容量 18L 18L

【2000~2001年式】初代から250箇所を改良

YZF-R1 2000年式の諸元 YZF-R1 2001年式の諸元

主な変更・追加
・純正でマフラーがチタン製
・冷却性能を改善
・イリジウムが標準装備
・2軸式EXUPで排気効率をあげた

ヤマハのYZF-R1に対する「妥協しない姿勢」はこの時から始まっています。改良した箇所は250以上におよび、これは現代では考えられない力の入れようです。

初代YZF-R1 スペック・詳細

【1998~1999年式】YZF-R1のはじまり

YZF-R1 1999年式の諸元 YZF-R1 1998年式の諸元

主な特徴
・現行のサーキット志向とは真逆の峠道志向のスペック
・最高速は291㎞
・カミソリステアの由来元
・可変排気システム(EXUP)は1軸

初代YZF-R1はCBR900RRのライバルモデルとして発売されました。これよりも前に「YZF1000Rサンダーエース」とバイクが、この初代YZF-R1の原型になっています。

まとめ

YZF-R1といえばバレンティーノロッシ

YZF-R1の事について詳しく知ることができましたでしょうか?一言に「YZF-R1」といっても何種類ものモデルがあって、色々なスペックや仕様をもったモデルがありましたね。

特に逆輸入車のR1は情報が少なく、年式と合わせてご紹介するのには苦労していまいました。まだまだ足りていないものがあるので、随時追加していきます。

この記事で、自分に合うYZF-R1が見つかれば幸いです。