「まさかこんなことになるとは…」
バイク個人売買には、あなたが今までに体験したことのないトラブルが数多く潜んでいます。今このコラムを読んでいる方は、これからネットオークションなどを通してバイクの売却を考えられている方だと思います。
タイトルにも添えさせていただきましたが、バイクを個人売買で売却することには、多くのリスクとトラブルがつきまとっています。今後あなた自身が犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるため、どうしても個人売買でバイクを売却したいと考えている方は、必ず最後までお付き合いください。
1.代金が支払われない!?
1-1.分割対応は断る!
1-2.後払いは危険!
2.クレーム対応力が求められる!?
2-1.故障があった場合
2-2.金額に納得いかない場合
3.一時抹消登録は必須!?
3-1.自動車税の納付書がなぜ届く?
3-2.自分名義で転売の危険性!
4.バイクの受け渡しは大丈夫!?
4-1.詐欺被害の報告例も…!
4-2.クレームの始まり…?
5.バイク個人売買の前にすべきこと!
5-1.買取業者の査定が優先!
5-2.なぜバイク一括査定サイトなのか?
6.まとめ
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1.代金が支払われない!?
バイク個人売買におけるトラブルの中でも、バイクの代金が支払われないなどの金銭トラブルは上位にくるほど多発しているトラブルです。 どうしても金銭の授受を個人間でやろうと思うと、渡したはずが渡っていないなどの問題も生じ、結果的にあなた自身が損をする結果となることが多いです。
そこで、バイク個人売買における金銭トラブルの中でも、もっとも報告されているトラブルのパターンを2つに分けてご紹介していきます。 それぞれのパターンの被害に合う可能性もないとは言えないため、金銭の授受に関しては、まずこの2つに気を付けましょう。
1-1.分割対応は断る!
金銭トラブルの中でも耳にする機会が多いのが、この分割対応トラブルです。 分かりやすく例を交えてご紹介していきますので、まずは下記の事例をご覧ください。
Aさんは持っているバイクを10万円という価格で友人Bさんに売却することが決まりましたが、Bさんはその日あまり手持ちもないということで、なくなく頭金3万円だけもらいバイクを渡してしまいました。
しかし、その後いつになってもBさんから連絡がないのでこちらから連絡をしてみると、「きちんと払うから少し待って」とのことでした。頭金を3万円もらったことによる「Bさんはお金を払うだろう」という安心感と、「友人だからウソはつかないだろう」という信頼感で油断してしまったのです。
このように友人であることがあだとなってしまうケースも多々あります。 友人であるないに関わらず、バイクの受け渡しの際はきちんとバイクの売却代金をもらってから引き渡しましょう。
これが友人でもない方への売却であれば、なおさら分割対応することは断固として拒否してください。個人売買でお金のやり取りをする際には、基本的には領収書などを用意せず、口約束で取引を行うことが多いです。 こういったトラブルに巻き込まれないためにも、現金一括対応のみをおすすめします。
1-2.後払いは危険!
この後払いトラブルは、インターネットなどを介したバイク個人売買で起こるパターンの一つです。こちらも事例を参考に見ていきましょう。
Aさんはネットのフリーマーケットアプリで持っているバイクを10万円で出品したところ、Bさんがそのバイクを落札しました。メールでのやり取りをしていると、Bさんは手元にバイクが届いてからでないと入金できないと不安な気持ちを吐露しました。
そこで仕方なく先にAさんはバイクをBさん宛に発送をしたのですが、いつまで経っても到着連絡がありません。AさんがBさんに連絡をすると、「あなたがおかけになった電話番号は…」とアナウンスが流れました。
これは、オークションやフリマアプリで横行している詐欺であり、商品だけ先に送らせてお金を支払わない悪質行為です。直接顔を合わせる機会がないネットを利用してのバイク個人売買では頻発している詐欺なのですが、注意点は一つです。必ず現金一括で「振り込み」または「手渡し」でもらうようにしましょう。
このような金銭トラブルに共通していることは、ともに後からお金を支払うことに承諾してしまったというミスです。個人売買はお店で物を買うのとは異なり、基本的には口約束で売買契約が交わされるため、お金の受け渡しは必ず現金一括で行いましょう。
2.クレーム対応力が求められる!?
バイク個人売買において起こるトラブルは、何も金銭トラブルだけではありません。実は、あらゆるクレームに対応できる力も必要とされてきます。
今まで読者のみなさんもお店で商品を購入された際に、商品が壊れていた、商品がうまく動かない、そもそも商品が違ったなどを経験されたことはありませんでしょうか?
店舗での購入であれば、もちろんクレームは店舗に言えば済む話なのですが、バイク個人売買においてはあなたに対応する義務が生じます。 いくつか事例をご紹介していきますので、対応できるだけの力を身に付けておきましょう。
2-1.故障があった場合
これはもともとバイクに故障があった場合ではなく、売却後にエンジンに故障が見られたケースをご紹介します。
Aさんは不要になったバイクをネットオークションで出品したところ、Bさんに10万円で落札してもらいました。入金から発送までの手続きもスムーズに行われ、あとはBさんからの到着連絡を待つのみという状態だったのですが、ここで問題が起きました。
Bさんは届いたバイクにさっそく乗ってみたところ、エンジンが回らないことに気付きました。何度エンジンをかけても動きません。騙されたと思ったBさんはAさんへ返品の連絡を入れましたが、Aさんとしても正常に動作することを確認した上で出品しているため、困惑してしまいました。
このようなケースでは、あなたならどう対応しますか?
Aさんとしても正常に動作を確認しており虚偽報告ではないため、そこに悪意はありません。また、個人売買と言っても、売買契約が成立したあとに故障が発覚したこともあるため、Bさんが「修理費用の請求」や「返金」を求めてもAさんが対応してくれる可能性は少ないと想定されます。
悔しいですが、Bさんの泣き寝入りという方向性が強いケースです。 もちろんどうしても納得のいかない場合には、弁護士へ相談するというのも一つの手ですが、なかなか難しいようです。
2-2.金額に納得いかない場合
こちらのケースでは、バイク売却時に買い手から金額に関してクレームを受けた場合をご紹介します。
Aさんはフリマアプリを利用してBさんにバイクを10万円で売却することに決まりました。当日、Bさんに現物確認をしてもらったところ、多少キズやヘコミが気になるため、もう少し安くしてくれないか?と交渉されてしまいました。確かにキズやヘコミがあるため、仕方なく7万円で売却することに決定しました。
その場でバイクと現金の受け渡しを終え無事に帰宅したのですが、その後Bさんより連絡が入り、やはり7万円では高すぎるためもっと安くしてくれとクレームが入りました。さて、どうするのが一番良かったのでしょうか?
今回のケースでも今までと同様に、個人売買ならではのトラブルだと言えます。お互いにプロの査定士ではないため、キズやヘコミがあるバイクがはたしていくらなのかは判断でき兼ねます。7万円という売価はあくまで個人間で決めた口約束にしか過ぎませんが、その場では納得して売買契約が成立しているため、後で値下げ要求をしても交渉するのは難しいでしょう。
難しいケースですが、Bさんがその場できちんと現物確認や売価交渉の徹底ができなかったところに落ち度があると言わざるを得ません。このようにバイク個人売買では売り手も買い手も損をするケースもあるのです。
3.一時抹消登録は必須!?
バイクを売却するのに「なぜ一時抹消登録が必要なの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、今までバイクの購入時や売却時に自分で手続きをしたことがない方にとっては分かりづらいのですが、一時的に抹消登録をしておかないと名義があなたの名前になっているということが非常に危険なことなのです。 具体的にどのような被害に合う可能性があるのかを見ていきましょう。
3-1.自動車税の納付書がなぜ届く?
この自動車税の納付書が届いたときに、初めて名義の重要性に気付くという方が多いです。なぜ他人へ売却したはずのバイクの自動車税があなたの元へ送られてくるのでしょうか?
これは売却したバイクの名義がまだあなたの名前で登録されているからなのです。役所としてはバイクの管理者はまだあなたの名前で登録をされたままになっているため、当然のように自動車税の納付書が送られてきます。
個人売買でバイクの売却を検討されている方は、まずはバイクの一時抹消登録の手続きをすることを覚えておきましょう。ちなみに、バイクの管理者があなたのままで登録されているということは、勘の良い方ならお気付きかもしれませんが、バイクの違法駐車や不法投棄などがされていた場合にも、当然のようにあなたの元へ連絡がきてしまいます。
このように自動車税の納付書が送られてくるだけでは済まない事態に陥ってしまう前に、売却前の手続きはきちんと済ませましょう。トラブル被害者の中には、いきなり警察から連絡がきて驚いたという方もいるため要注意です。
3-2.自分名義で転売の危険性!
ここでみなさんに考えていただきたいことがあります。
あなたが一時抹消登録の手続きをしないままBさんへバイクを売却したとします。その後、Bさんもバイクが不要になったのでCさんへと転売するとどうでしょうか?転売に転売が続くとバイクの所在を把握することができなくなってしまうのです。
このようにバイクがどこにあるのか、誰が所持しているのかが分からない状態になってしまうと、あなたがいざ名義変更の手続きをしようとしても難しくなってしまいます。こうなってしまうと手続きができず、そのバイクに関するすべての責任があなたに発生してしまうため、必ず売却前には一時抹消登録の手続きを忘れずに行いましょう。
仮に、売却後のバイクを使用して誰かが事件・事故を起こしてしまった場合には、あなたの元へ警察が訪ねにきて…という展開も可能性としては十分考えられます。危険を避けるためにもきちんと手続きを行うようにしてください。
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【無料】買取価格をチェックする4.バイクの受け渡しは大丈夫!?
バイクを個人売買で売却するということは、前述してきたように「クレーム対応」「値段交渉」「書類手続き」「バイク引き渡し」など、これらすべての作業を自分一人で行わなければならないということです。
ここで紹介しているバイクの引き渡しに関しても、個人売買ならではのトラブルが報告されています。実際に起きた詐欺の手口なので、似たようなケースだなと感じたら、すぐに取引をすることを中止するようにしてください。
4-1.詐欺被害の報告例も…!
実際に起きた詐欺被害として、バイクの引き渡し時に起きたトラブルをご紹介します。このような被害に合わないためにも、どのような手口なのかを覚えておくと良いでしょう。
Aさんは不要になったバイクの買い手をネット掲示板で募集しました。
すると10万円で購入を希望するBさんが現れたので、そのまま10万円でBさんへ売却をすることに決めました。
指定した日時・場所にてAさんは待っていたのですが、いっこうにBさんは現れません。するとBさんより連絡が入り、どうしても都合が合わなくなってしまったため、友人のCさんを向かわせるとのことでした。
少し遅れてやってきたCさんと無事にバイクと購入代金である10万円の取引を済ませることができたのですが、これが大きな問題でした。後日Bさんより電話が入り、まだバイクを受け取っておらずCさんとも連絡がつながらないとため、購入代金である10万円を返して欲しいとと言われてしまったのです。
一体どうするのが正解だったのでしょうか?
実は、この手口もよくある詐欺のパターンで、個人売買であることを逆手にとった悪質行為であると言えます。まさか騙されるとは思っていないAさんとしては、特に疑うこともなく代理人であるCさんと取引をしてしまいましたが、全ての責任を自分で負わなければならない個人売買においては、直接本人と交渉すること以外はお勧めしません。なぜなら、弁護士や司法書士などの有資格者ではない代理人を介した場合、必ず最後には「言った言わない」のトラブルにつながるからです。
ここまでご紹介してきたパターンに対応できるようになると、バイクを個人売買したとしても、大半のトラブルは避けられるでしょう。
4-2.クレームの始まり…?
ここまでバイクを個人売買する上でのトラブル事例をご紹介してきましたが、個人売買ならではのトラブルが多いことが分かっていただけたと思います。「クレーム対応」「値段交渉」「書類手続き」「バイク引き渡し」など、すべての対応を自分自身で行わなければならないため、これらの対応をすることに少しでも自信がないという方は、個人売買でのバイク売却ではなく別の売却方法を検討されたほうが良いかもしれません。
他のバイク売却方法を検討しようと思った方も、それでも個人売買でバイク売却をしたいという方も、まずは下記にまとめた売却前にすべきことをご覧ください。
5.バイク個人売買の前にすべきこと!
バイクを個人売買で売却する際に、前述してきた事例でも問題となっているのは、バイクの売価が適正かどうかというポイントが挙げられます。 キズやヘコミがあり売価に納得がいかない事例などでもそうですが、適正な売価であることをきちんと提案することができれば、少なからずバイク引き渡し時での値引きトラブルなどは避けられます。
そこで、バイクの適正売価を調べる方法をみなさんにご紹介します。 下記にご紹介する方法を実践した上で個人売買に臨むことにより、少なからずバイクの売却価格でのトラブルは避けられるでしょう。
5-1.買取業者の査定が優先!
みなさんはバイクの買取業者をご存じでしょうか? バイクも車と同様に、専門的にバイクの買い取りを行っている業者が数多く存在しています。きっとあなたの町にもあるはずです。
それらのバイク買取業者では、プロの査定士があなたのバイクに値段を付けて買い取りをしてくれるのですが、もちろん査定だけをしてもらうことも可能なのです。
つまり、バイクを個人売買にて売却しようと考えている方は、まずはバイク買取業者にて中古バイク市場の動向も踏まえて査定をしてもらうことをお勧めします。プロの査定士からの見積もりがあれば、自信を持ってバイクの値段も提示できるようになるはずです。
しかし、なかなかバイクを査定してもらう時間も労力も割けないという方も多いのではないでしょうか?そこで当サイトでお勧めするバイクの査定方法もご紹介します。
5-2.なぜバイク一括査定サイトなのか?
バイクをわざわざ買取業者まで持ち運び査定をしてもらう暇もないという方のために、バイクの適正売価を即座に調べる方法をご紹介します。 みなさんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、「バイク一括査定サイト」を利用するという方法です。
なぜなら、あなたのバイクがいくらで売れるのかを一度に複数社から見積もりを取ることができ、さらには自宅にいながら簡単入力で済むため、時間も労力も割くことなく目的を達成できるからです。
この方法であれば、ほんの数分でバイクの適正売価を知ることができ、個人売買でバイクを売却するにしても、損をすることなく売却することが可能となります。下記にバイク一括査定サイトのメリットをまとめましたのでご覧ください。
・自宅でわずか29秒の簡単査定
・早ければ1時間以内にバイク売却完了
・大手優良企業が多数登録
これだけのメリットがあるため、現在では利用者数も増加傾向にあります。
個人売買にてバイクを売却することと比較すると、「トラブルに巻き込まれるリスクがない」「中古バイク市場での最高額で売却できる」「時間と労力を削減できる」などメリット尽くしであることが分かります。
ちなみに、利用料や登録料など、諸々の手数料がかかる心配もないため、試しに査定してみるだけでも参考になるのではないでしょうか?
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【無料】買取価格をチェックする6.まとめ
今回はバイクを個人売買で売却する際にみなさんに注意していただきたいトラブルに関してご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
一時抹消登録の手続きや名義変更の必要性をご理解いただいたとともに、その危険性にも気付いていただけたと思います。
事例にあることはすべて実体験に基づいた内容となっており、今でもこういった被害に合われている方がいることを忘れないでください。
みなさんが危険な悪質行為の被害に合わないためにも、当サイトでは安心かつ安全な一括査定サイトをお勧めしております。
簡単であることだけではなく、実績のある大手買取業者との売買だからこそ、トラブルに巻き込まれる心配もいりません。みなさんが大切に乗ってこられたバイクですので、ぜひ効率よく高価買取していただきたいと願っております。
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