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【徹底解説】アメリカンバイクの買取事情はどうなってる?カスタムやチョッパーも!

【徹底解説】アメリカンバイクの買取事情はどうなってる?カスタムやチョッパーも!
ライター名
富樫和佳子 (とがしわかこ)
ライター

カスタムバイクが多く、オシャレなファッションのライダーも多いアメリカンバイクのブームが今また再燃中です。モーターサイクルショー2018のハーレーダビッドソンブースでは日本人開発者のダイス・ナガオ氏が手掛けた「 Forty-Eight Special」「Iron 1200」が話題となりました。ブラックアウト塗装をベースにして、ローアンドロングのボディデザインを搭載したこれらのスタイルは「ダークカスタム」と呼ばれて巷では流行中です。では、そんな人気のアメリカンバイクの現在の買取相場は、いったいどうなっているのでしょうか。

出典:response.jp

出典:response.jp

アメリカンバイクブームだから高く買取してもらえるのか、ノーマルだけでなくカスタムやチョッパーでもバイク買取が可能なのか、上手にアメリカンバイクを買取してもらう方法について徹底的に解説いたします。アメリカンバイクのファンやオーナーであれば、必見の内容となっています。

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アメリカンバイクのおすすめ買取方法とは!?

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

一概にアメリカンバイクといっても50㏄の原付タイプから大排気量、国産車、輸入車、カスタムバイクと様々ですが、まずはメーカーオリジナルのノーマルとカスタムバイクの買取事情から解説します。

バイク買取業者は「ノーマルアメリカン」が大好物

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

アメリカンバイクを買取業者へ売却する場合、カスタムベースとしての需要が高いノーマルが好まれる傾向があります。カスタムを施すことが主流となっているアメリカンバイクでは、その都度パーツ交換しながら時間をかけてダートトラッカーやカフェレーサー、ボバーといった好みのカスタムスタイルに仕上げていくオーナーが多いからです。バイク買取業者は再販を目的として買取を行っているので、より市場に好まれるノーマルを高く買取しています。

「カスタムバイク」でも十分高額買取の可能性がある

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

アメリカンバイクに限らず査定額は買取業者によって違います。アメリカンバイクの査定基準はカスタムスタイルによって違うため、査定をする買取業者の経験や知識で差が生まれます。例えばフレームを加工する「シートレールカット」などはアメリカンバイクの定番カスタムとなっていますが、そんな少々過激な手法を施してたとしても買取を諦めないでください。バイク比較.comと提携している「バイクボーイ」「バイク査定.com」は、カスタムバイクが好きな買取業者として知られています。高額買取してくれる業者かどうかは査定をしてもらわないとわからないので、一括査定を利用して複数の業者に査定を依頼しましょう。

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【アメリカンバイク】バイク比較.com人気車種ランキングベスト5

アメリカンバイクと一言で言っても、原付免許で乗れるタイプから大型免許で乗れるハーレーまで、その種類はとても豊富です。どの排気量、モデルを選んでもアメリカンバイクはファッション性が高いため、誰からも愛される定番の人気があります。そんなオシャレなイメージのアメリカンバイクには女性オーナーも多くいます。

あなたもレザーライダースにエンジニアブーツで人気のアメリカンバイクに跨がってみませんか?こちらではバイク比較.com調べ、お勧めアメリカンバイク人気ランキングをご紹介いたします。

第5位【ホンダ JAZZ】シンプルなフレームが美しい大人気原付チョッパー

出典:webike.net

•メーカー車種名:ホンダ JAZZ
•排気量:50cc
•発売年:1986年
•中古車価格:平均 17.8万円
JAZZ参考買取金額 ¥5,000 〜 ¥1,151,549

JAZZはシンプルなフレーム造形が美しい原付アメリカンバイクです。

そもそもアメリカンバイクは広大な大地を旅する背景から生まれたクルーザーなので大排気量車が多いジャンルです。そんな中、ホンダは原付エンジンでアメリカンバイクを開発しました。なだらかなプルバックハンドルからティアドロップタンク、リアフェンダーまでの流れるようなラインがとても綺麗なデザインです。エンジンは同じくホンダの名車モンキーと同型もので、丈夫で故障しらずなうえスーパーカブ並に燃費が良いのもお勧めポイントです。この横置きエンジンのおかげでタンク下に空間ができ、この三角コーナーがチョッパーライクなスッキリ感を演出しています。もちろんモンキー系のパーツは全て流用できるので、カスタムベースとしてボアアップやパワーアップチューニングを楽しむことも可能です。

『関連記事』JAZZの買取相場

第4位【カワサキ Z400LTD】レトロでシックな美しい和製アメリカン

出展:webike.net

•メーカー車種名:カワサキ Z400LTD
•排気量:400cc
•発売年:1979年
•中古車価格:平均 36.7万円
Z400LTD参考買取金額 ¥55,000 〜 ¥¥92,000

70年代後半から80年代当時の和製アメリカンバイクブームに合わせて、カワサキ初の本格的アメリカンデザインを持ったバイクとしてデビューしたZ400LTDです。ヤマハのXS650スペシャルが和製アメリカンの元祖だと言われていますが(若干Z400LTDの方がムッチリしていますが)この2台はとても似ています。

レトロルッキングで全体的な雰囲気が良く、目立つ造形のキャストホイールに19インチと16インチの純正タイヤが、美しいチョッパーバランスになっています。ラインの入ったシックなカラーリングのティアドロップタンクと高級感あるタックロール段付きシート、大きめ径のフラットウインカーがビンテージライクでオシャレ、ストリートで乗ったらさぞかし目立つことでしょう。OHC直列2気筒エンジンで36馬力、エンジンはスポーツバイクのZ400Bと同じなので、走りもトルクもレトロアメリカンな見た目も、全ていいとこ取りが出来るバイクです。

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第3位【ヤマハ ドラッグスター400】ハーレーに負けない存在感あるビッグボディ

出展:yamaha-motor.co.jp

•メーカー車種名:ヤマハ ドラッグスター400
•排気量:400cc
•発売年:1996年
•中古車価格:平均 39.7万円
ドラッグスター400参考買取金額 ¥31,695 〜 ¥228,911

2017年の排ガス規制導入により泣く泣く新車は生産終了となってしまった大人気の中型免許アメリカン、ドラッグスター400です。

ハーレーのような存在感のあるビッグボディとフォアードコントロールは、アメリカン初心者や小柄な女性には取っ付き難いものがありますが、ヤマハハンドリングと呼ばれる取り扱いしやすい人機一体性能がドラッグスターの売り、コーナリングをぐいぐい乗りこなすことができます。インジェクション化されてもVツイン空冷エンジンのアメリカンらしいカッコ良さはそのまま、ローアンドロングでレトロモダンな外観はまさにドラッグスターにしかない特徴です。

生産終了になったとはいえ、ドラッグスターオンリーミーティングも毎年全国で開催されていて人気の高さはお墨付き、とても売れているモデルなので中古のタマ数も豊富、カスタムベースとして中古車も探し易いでしょう。カスタムパーツも豊富にいろんなパーツメーカーから発売されているので、バイクいじりが楽しくなること必至の一台です。

『関連記事』ドラッグスター400の買取相場

第2位【ヤマハ ビラーゴ】メッキの空冷エンジンが持つシンプルなカッコ良さ!

出展:webike.net

•メーカー車種名:ヤマハ ビラーゴ250
•排気量:250cc
•発売年:1987年
•中古車価格:平均 19.4万円
ビラーゴ250参考買取金額 ¥5,000 〜 ¥420,554

本格的アメリカンデザインのローアンドロングなクルーザーなのに、車検いらずのお手軽な250ccという排気量で人気があったビラーゴ(正式名称XV250)です。2007年の排ガス規制導入で泣く泣くの生産終了となってしまったビラーゴですが、発売から30年以上も売れに売れていたモデルなので、中古台数も多くその価格も安いことから、カスタムベースに最適なモデルとなっています。ドラッグスターと同じくシンプルなメッキの空冷Vツインエンジンの美しさがビラーゴにもあります。

製造年が古めのビラーゴは、電気系が弱かったりメンテナンスにお金がかかるかもしれません。維持が不安な場合は後継機種のドラッグスター250をお勧めいたします。

『関連記事』ビラーゴ250の買取相場

第1位【ハーレー スポーツスター(リジスポ)】信頼のエンジンと鼓動感!

出展:virginharley.com

•メーカー車種名:ハーレー スポーツスター(リジッドマウント)
•排気量:883cc~1200cc
•発売年:1991年
•中古車価格:平均 67.4万円
XL1200S参考買取金額 ¥227,535 〜 ¥337,132

ハーレーのなかでは、車重も軽めで軽快に走れるアメリカンスポーツバイクがこのスポーツスターファミリー、排気量も883ccと1200ccがあります。

1991年以前のスポーツスターはミッションが4速でチェーン駆動のため耐久性がなく、お勧めはスポーツスターファミリーが熟成された5速ミッションでベルト駆動の、エンジンがフレームにリジッドマウントされている2003年までのモデルです。リジットマウントモデルの方が(通称リジスポ)ハーレーらしい振動や鼓動感があり、モンスターマシンを操ることの醍醐味を体感できます。この年式のスポーツスターに搭載されているエンジンは国産車のように信頼性が高く、故障の心配なく楽しく乗ることが出来ます。ハーレーのプロが自分用のバイクとして選ぶのも、リジスポ高年式と呼ばれる2000年から2003年モデルまでのスポーツスターが多くなっています。

スポーツスターは世界的に売れているモデルなのでカスタムパーツも非常に豊富、まさにオンリーワンの自分だけのカスタムバイクに仕上げる楽しみも味わえます。リジスポのスポーツスターであれば、そのシンプルなフレーム造形を生かしてチョッパーやボバー、ダートトラッカーといった様々なカスタムスタイルをボルトオンパーツで細部まで組み上げることも可能です。

『関連記事』XL1200Sの買取相場

バイク買取を利用する「ベストシーズン」「メリット」そして「買取相場情報」

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

アメリカンバイクに限らず、バイク買取の相場は季節や時期、流行などによりいつも変動しています。現在ブーム真っ最中のアメリカンバイクですから、もしも売却をご検討中なのであれば今が売り時と言えるでしょう。まずは具体的に自分のバイクがいくらくらいで売れるのか、相場を知りたいですよね。こちらではバイク買取のベストシーズンやバイク買取を利用するメリット、そして自分のバイクの買取相場はいくらなのかをすぐに調べる方法についてご紹介します。

アメリカンバイクの買取相場は「季節」と「納税期」によって変動する

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

Googleトレンドというユーザーの検索数からトレンドを調べるツールでみると、「アメリカンバイク」という単語の検索数は春先に最も多く、年末に最も少なくなります。なので3月頃はアメリカンバイクの需要が高まり、高値で売買しやすい時期と言えます。4月1日時点で車やバイクを所有していと「自動車税」の納税義務が発生するので、それまでに買取査定を依頼しましょう。

バイク買取会社なら「手間」も「トラブルの心配」も少ない

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

ヤフオクやメルカリなどのネットオークションでバイクを売ると、買取業者や下取り価格よりも高値になります。しかし対個人での取引となるため、思わぬトラブルになることも良くある話です。

特に車検のある中型~大型バイクであれば複雑な譲渡手続きの書類を作成しなければならず、場合によっては行政書士を使う必要さえ出てきます。カスタムが主流のアメリカンバイクでは、後付けマフラーが排ガス検査に対応出来ず車検が通らなかったという例もあります。最寄りの役所で簡単に手続きが出来るはずの原付バイクですら、譲渡証明証の書き損じから売買先と何度もやりとりをしなければならなかったという悲惨な話もあります。

買取業者への買取であれば全てお任せできるので、安心かつ手間いらずです。

アメリカンバイクの買取相場を知りたいなら「自動オンライン査定」

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

繰り返しますがアメリカンバイクはカスタムありきで価値や査定額が変動します。しかし、およその買取相場を知りたいだけであればこちらのこちらの自動オンライン査定をご利用ください。「メーカー」「排気量」「車種」を入力するだけでバイクの買取相場を知ることができます。

『関連記事』バイク比較.comの自動オンライン査定

アメリカンバイクの中古市場はどうなっている?

こちらでは更に高くアメリカンバイクを買取査定してもらうための方法についてご紹介します。

高く買取してもらうコツは「上手に比較すること」

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

私が愛車の2003年式ハーレー、スポーツスター883R(走行5万km・カスタム多数)を複数の業者へ査定依頼したとき、A社では335,000円でB社では378,000円、C社では400,000円でした。買取業者によってこれほど査定額に差が出るのです。

カスタムバイクを少しでも高く買取してもらう為にはやはり比較が大事です。カスタムバイクの価値を高める交渉テクニックや査定額をアップさせるマル秘ポイントなどをこちらにまとめました。

『関連記事』カスタムバイクをできるだけ高く買取してもらう方法

アメリカンバイクの買取額を高める4つのポイント

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

アメリカンバイクの買取ではカスタムに強い買取業者を選ぶことが大切ですが、アメリカンだけに限らずバイク買取においては査定前の準備も大事です。

『関連記事』バイクを売る方法と高く売るための5つのコツ

【その1】洗車と消耗部品のチェック

アメリカンバイクはスタイリングが非常に大事とご説明しましたが、実際は汚れていても走行性能に大きな影響はありません。しかし、「外に1年間放置していて、もう乗らないので処分したいです」という汚れたバイクと、「長年走ってきた相棒で大事にきれいに乗ってきました」という状態のバイクでは買取業者の印象が違います。

買取業者は「きれいなバイクは定期メンテナンスも行き届いており状態がいい」と判断します。最低でも査定前にはきれいに洗車して大事に乗ってきたことをアピールしましょう。サビ落としやチェーン清掃以外にも、基本的なオイルフィルターやブレーキパッドなどの消耗部品もチェックしてください。

【その2】ノーマルパーツもどし

消耗部品を交換するついでに、お手元にまだノーマルパーツが残っているのならば自分で戻してしまいましょう。時間が取れるのであればノーマルに戻して査定を依頼し、手間はかかりますが外したカスタムパーツはヤフオクやメルカリといったオークションで売却しましょう。

【その3】バッテリーチャージ

もしあまり乗らないバイクを査定に出すのであれば、バッテリーを充電しておきましょう。充電器がない場合には近所を30分ほどバイクで走るだけでも充電されます。

査定ではエンジンの始動性を何度もチェックされます。たっぷり充電されていれば、バッテリー状態が問題ないこともアピールできます。

【その4】事前に希望価格を決めておく

価格を査定して決めるのは買取業者ですが、最終的にいくらで売るのかを決めるのはあなたです。事前に自動オンライン査定で相場を調べ、その上で、いくらなら売却してもよいかを決めましょう。相場や他社の買取価格よりちょっと高めを設定し、買取業者に「○○円ならこの場ですぐに売却する」と伝えると、交渉に応じてくれるかもしれません。

その際は、「自賠責保険がまだかなり残っている」「カスタムパーツを付ける」「メンテナンスを定期的にやっていた」「他業者の査定額はこうだった」など、相場より高い根拠を伝えられると説得力が生まれます。

まとめ

アメリカンバイクを高く買取してもらう方法

こちらでは、現在ブーム再燃中のアメリカンバイクをバイク買取で上手に買取してもらうコツや方法についてご紹介いたしました。

・現在ブーム再燃中のアメリカンバイクは今がまさに売り時である
・ノーマルなら買取業者に依頼すれば高額査定してくれる
・カスタムバイクならカスタムに強い買取業者を一括査定を使って見つける
・アメリカンバイクを査定に出すのであれば需要が高まる3月頃がおすすめ
・バイクの個人売買にはトラブルがつきものなので買取の方がおすすめ
・洗車、消耗部品チェック、ノーマル戻し、バッテリー充電、希望価格を決めておくことで査定額アップ

アメリカンバイク査定、特にカスタムバイク査定の場合、複数の買取業者を比較しながらしっかりと売却先を選ぶことが成功の鍵です。ぜひバイク比較.comの一括査定を利用して、あなたのアメリカンバイクを最高値で買取してくれる業者を見つけましょう。